2017年12月21日
旭化成、ウイルス除去フィルター紡糸工場新設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成メディカル

旭化成メディカル(本社:東京都千代田区、姫野毅社長)は21日、ウイルス除去フィルター「ポラノバ」(商品名)の紡糸工場を新たに延岡市(宮崎県)の現工場隣接地に建設すると発表した。生産規模は年産40,000平方メートル。2018年4月に着工し、19年5月完工の予定。

「プラノバ」は、セルロース製の中空糸型フィルターで、バイオ医薬品や血漿分画製剤など、生物学的製剤の製造工程で使用される。同社はほかにさらに高効率なろ過性能をもつ親水化ポリフッ化ビニリデン(PVDF)製ウイルス除去フィルター「プラノバBioEX」とともに、内外医薬品市場向けにフィルターを展開している。今回の増強で、同社のウイルス除去フィルター向け中空糸生産能力は130,000平方メートル/年となる。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1513823811.pdf