2018年04月05日
豊田通商、相馬市スマートコミュニティへ燃料電池
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:豊田通商

豊田通商は5日、「相馬市再生スマートコミュニティ構築事業」(兵庫県)に、非常用の電力供給設備として燃料電池を受注し納入したと発表した。同社が販売権を持つBALLARD社技術による燃料電池で、避難所付近に設置し、災害時などの電力の安定供給に備える。

燃料電池を非常用電源とした場合、必要なときに発電しその電気を近隣地域で使用できる、送電ロスが少なく、エネルギー効率が高いため、大規模停電への対応力が高いなどのメリットがある。

非常用電源としては国内最大級の25kWの出力規模を有しており、災害時は避難所の照明、携帯の充電器などへの電気供給を行う。現地ではIHIが中心となり同事業を推進している。