2018年07月27日
資エ庁、わが国の石油・ガス自主開発比率 26.6%
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁は27日、2017年度のわが国の石油・天然ガスの自主開発比率は前年度比0.8%マイナスの26.6%だったと発表した。生産量は145.2万バレル/日で16年度の153.3万バレル/日、27.4%を下回った。

石油・天然ガスの殆どを海外からの輸入に頼るわが国にとって、安定的な資源・エネルギー供給の確保は必要不可欠。このため、第5次エネルギー基本計画(今年7月閣議決定)では、2030年には自主開発比率を40%以上に引き上げるとの目標を決めた。

17年度の開発比率が前年を下回った理由については、カザフスタンの油ガス田に増産があったものの、インドネシアでの鉱区返還等により石油・天然ガスの引取量が減ったことによるとしている。