2018年08月28日
岩谷産業、国内最高レベル「水素研究設備」導入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:岩谷産業

岩谷産業は28日、中央研究所(兵庫県尼崎市)の水素研究設備をリニューアルし、国内最高レベルの機器耐久試験や水素適合性材料評価試験が可能な設備を導入したと発表した。

同社は2013年に水素研究設備としてー253℃の極低温「液化生産研究設備」と「超高圧水素ガス研究設備」をもつ中央研究所を開所したが、その後水素ステーションの安全性追求や建設コスト低減、水素エネルギー社会のインフラ整備に向けて、より高度な評価試験に対応する必要が生じた。

そこで今回「液化水素研究設備」と「超高圧水素ガス研究設備」の仕様や構成を見直し、極低温と超高圧両設備を国内最高レベルの研究が可能となる設備に整備した。また配管や機器に用いられる金属材料の水素脆性を調べることができる「水素適合性材料評価研究設備」を新たに導入した。今後は大学や試験研究機関との共同研究などのより技術開発の加速を図る。


ニュースリリース
http://www.iwatani.co.jp/img/jpn/pdf/newsrelease/1315/180827_news_jp2.pdf