2018年09月12日
BASF、ドイツで1,6-ヘキサンジオール50%以上増強
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFジャパンは12日、ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェンのフェアブント拠点(統合生産拠点)で1,6-ヘキサンジオール(HDO)の製造能力を50%以上引き上げると発表した。2021年稼働開始の予定。これによりドイツおよび米国(テキサス州フリーポート)の両工場を合わせたHDOの年産能力は、7万トン以上となる。

1,6-ヘキサンジオール(HDD)は塗料用ポリウレタン、ポリエステル樹脂、ポリカーボネートジオール樹脂の原料のほか、エポキシ樹脂の反応性希釈剤原料として使われる。製品に耐加水分解性、柔軟性、粘着性及び耐候性を与えることで、付加価値を生み出す効果がある。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1536728134.pdf