2018年10月30日
協和キリン・第3四半期 営業益3%増 459億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンが30日発表した18年1-9月期連結決算は、最終益が前年同期比61%増の474億円となった。売上高は薬価基準引き下げの影響や協和メディックスの連結除外により減収となった。最終利益は協和メディックス株式の一部譲渡に伴う子会社売却益の計上により増益となった。

医薬品事業は売上高1,977億円(前年同期比2.6%減)、営業利益は395億円(0.8%増)だった。主力製品の腎性貧血治療剤「ネスプ」は薬価引き下げ、抗アレルギー剤「アレロック」等は後発医薬品浸透の影響で減収となった。抗アレルギー点眼剤「バタノール」、乾癬治療剤「ルミセフ」などは堅調に販売を伸ばした。

【協和発酵キリン・第3四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期増減率%
◇売上高    253,913 (△2.8)
◇営業利益    45,913 (2.8)
◇経常利益    62,767 (43.6)
◇当期純利益   47,417 (60.9)
◇1株当たり純利益  86.62円(53.83円)

<2018年12月期・通期(連結)予想>
◇売上高    335,000 (△5.2)
◇営業利益    54,000 (△6.5)
◇経常利益    71,000(27.1)
◇当期純利益   52,000(21.2)
◇1株当たり純利益  94.99円