2018年11月27日
三井アグロとJA全農、新規水田除草剤 共同開発
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:三井化学アグロ

三井化学アグロ(本社:東京都中央区、小澤敏社長)は27日、全国農業協同組合連合会(JA全農)と共同開発した新規水稲用除草剤「サイラ(CYRA)」(一般名:シクロピリモレート)について、先に農薬登録申請を行ったと発表した。2020農薬年度からの販売を目指し、JA全農と共同で上市準備に入った。

「サイラ」は、三井化学アグロが発明した新規原体の一つで、水田に発生する広範囲な広葉雑草・カヤツリグサ科雑草に有効。新規な作用機構を有し、日本国内の水田で発生が認められるALS(アセト乳酸合成酵素)阻害剤抵抗性の雑草にも効果がある。水稲に対する安全性が高く、長期間の残効性も期待できる。
近年使用が増加している田植同時処理や直播栽培にも適用可能だ。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1543293382.pdf