2018年12月10日
第一三共、新規乳がん剤データ、米学会で発表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:第一三共

第一三共は10日、tuzumab deruxtecan(DS-8201、HER2に対する抗体薬物複合体(ADC))の日米共同第1相臨床試験におけるHER2低発現乳がん患者の最新データを、米国テキサス州サンアントニオで開催中のサンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)2018で公表したと発表した。

前治療を受けたHER2低発現の再発・転移性乳がん患者43名において、全奏効率は44.2 %(19名/43名)、病勢コントロール率は79.1 %(34名/43名)、奏効期間中央値は9.4カ月、無増悪生存期間中央値は7.6カ月だった、などと発表した。