2019年03月12日
住友化学、2019~2021年度中期経営計画を策定 営業利益2,600憶円目指す
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学

住友化学は12日、2019~2021年度中期経営計画を策定し公表した。それによると中期経営計画では、基本方針として「次世代事業の創出加速」、「デジタル革新による生産性の向上」、「事業ポートフォリオの高度化」、「強靭な財務体質の実現」をはじめ、「持続的成長をさせる人材の確保と育成・活用」、「コンプライアンスの徹底と安全・安定操業の継続」の6つの重要経営課題に取り組んでいく方針である。

中期経営計画の2021年度経営目標(連結ベース)としては、売上高2兆9500億円(2018年度予想は2兆4100億円)、営業利益(IFRS)は2600億円(同1900憶円)とした。いずれも、ナフサ価格が1キロリットル当たり5万1000円、為替レートが1米ドル当たり110円を前提にしている。また、財務指標の2021年度の目標は、ROEが13%(2018年度予想は12%)、ROIが7%(同7%)、O/Eレシオが0・7倍(同0・7倍)。とした。中期経営計画での設備投資・投融資は総額で約7000憶円、研究開発費は約5400憶円を見込んでいる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1552356335.pdf