2019年04月15日
東レ、第51回市村産業賞貢献賞受賞「タッチパネル用感光性導電ペーストの開発」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東レ

東レは15日、4月12日に同社が開発した『タッチパネル用感光性導電ペーストの開発』が、、「第51回市村産業賞 貢献賞」を受賞したと発表した。

市村賞は、市村清氏の紺綬褒章受章を記念して創設された賞。特に「市村産業賞」は、毎年、各産業界からの推薦に基づき、優れた国産技術を開発することで産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者またはグループに贈呈される。

感光性導電ペーストは年間数億台のスマートフォンやタブレットに搭載されている。多くの採用実績・高信頼性から車載用途での採用も始まっており、高いフレキシブル性(屈曲耐性>20万回)から今後は拡大が見込まれるフレキシブルタッチセンサー市場への展開を図る予定。

東レが市村賞を受賞するのは、昨年の「高機能性逆浸透膜の開発」に続き2年連続、3回目の受賞。また、同技術は、日本化学工業協会「第50回日化協技術賞 技術特別賞」も受賞している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1555328783.pdf