2019年04月23日
三菱ケミカル、米国子会社でエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂の能力増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

三菱ケミカルは23日、米国子会社であるNoltex,L,L,C(本社・米国テキサス州、社長・浅野邦芳氏)が食品包装材などに使われるエチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)製造設備の能力を年産3000トン増強し、同4万1000トンとすることを決定したと発表した。2020年夏の稼働を予定している。

同社は、日本(岡山県倉敷市)、米国、英国(ヨークシャー・アンド・ザ・ハンバー地域)の3極にEVOHの製造拠点を置き、世界有数の市場シェアを獲得している。新興国市場の成長を背景にEVOHの需要は世界的に拡大しており、同社では今回の米国での増強により、事業拡大を進める体制を整える。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1555987737.pdf