2019年05月13日
NEDO、超微小量センシング技術開発で新サービスに貢献する4テーマを採択
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は13日、社会課題解決と新産業創出を両立する「未来社会Society5・0」の実現を目指して超微小量センシング技術に関する4つの研究開発テーマを採択したと発表した。これらにより、生活習慣病の予兆検知やウイルス感染の拡大防止、防災・減災による安全・安心な街づくりに貢献するための新たなサービスの創出を目指す。各プロジェクトの事業期間は、2019年度から2023年度の5年間。採択した4テーマと実施事業所は次の通り。

▽血中成分の非侵襲連続超高感度計測デバイス及び行動変容促進システムの開発(タニタ、富山県立大学、電気通信大学、マイクロマシンセンター)
▽薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発(東京医科歯科大学、技術研究組合NMEMS技術研究機構)
▽1分で感染リスクを検知可能なウイルスゲートキーパーの研究開発(産業技術総合研究所、コニカミノルタ、ワイエイシイダステック、埼玉大学)
▽次世代公共インフラ実現へ向けた高感度センサ配置による微小量信号計測技術の研究開発(大阪大学、神戸大学、東電設計、東電タウンプランニング)。