2019年05月28日
産総研、NEDO事業でAIを活用した児童虐待対応支援システムを開発
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO、産業技術総合研究所

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は28日、産業技術総合研究所がNEDO事業において、児童相談所の職員向けに、日本初となる人工知能(AI)を活用した児童虐待対応支援システムを開発したと発表した。さらに、同システムを三重県内の2カ所の児童相談所に導入して実証実験を6月下旬から開始する。

実証実験を通じて、虐待危険度などの総合的な予測をAIが行うことによる職員の業務負担軽減や虐待対応の迅速化などの効果を検証する。これにより質の高い虐待対応支援に貢献する技術開発とプラットフォーム構築にも取り組み、同システムの実用化につなげていく方針である。