2019年06月11日
政府、「平成30年度ものづくり白書」を閣議決定
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省、厚生労働省、文部科学省

政府は11日、「平成30年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)を閣議決定したと発表した。これは、経済産業省、厚生労働省、文部科学省の3省共同で作成作業を行いまとめた「ものづくり基盤技術振興基本法」に基づいて、政府がものづくり基盤技術の振興に関して講じた施策に関する報告書である。

今回のものづくり白書では、わが国製造業が今後も競争力を維持・強化するための具体的な方策として、次の4点を提起している。(1)世界シェアの強み、良質なデータを活かしたニーズ特化型サービスの提供(2)第四次産業革命下の重要部素材における世界シェアの獲得(3)新たな時代において必要となるスキル人材の確保と組織作り(4)技能のデジタル化と徹底的な省力化の実施。