2019年06月17日
協和キリン、体軸性脊椎関節炎治療薬の第3相臨床試験結果 欧州学会で発表
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは17日、体軸性脊椎関節炎(強直性脊椎及びX線陰性体軸性脊椎関節炎)を対象にした開発中の治療薬ブロダルマブ(KHK4827)の第3相臨床試験成績について、マドリッドで開催された欧州リウマチ学会で口頭発表したと発表した。

今回発表した臨床試験結果は、日本、韓国及び台湾における体軸性脊椎関節炎患者を対象に実施したもので、「ブロダルマブの体軸性脊椎関節炎に対する有効性及び16週までの安全性が確認された」と、発表した。この試験結果に基づき同社は、ブロダルマブについて、体軸性脊椎関節炎に対する追加効能の取得に向けて承認申請を行う予定である。