2019年08月09日

荒川化学、ベトナムに紙力増強剤 生産拠点

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：荒川化学

製紙用薬品大手の荒川化学工業（本社：大阪市中央区、宇根高司社長）は9日、ベトナムに紙力増強剤の生産拠点を構築するため子会社「荒川ケミカルベトナム社」を設立すると発表した。 ASEAN地域では、高い経済成長を背景に紙の需要が増大し、紙・パルプ産業が好調だ。ベトナムに年産4万トン規模の工場を建設し、拡大する市場を取り込むことにした。 ■荒川ケミカルベトナム社の概要 ・社名　：ARAKAWA CHEMICAL VIETNAM CO.,LTD. ・所在地　: Phu My 3 Specialized Industrial Park ・代表者　: 三田 泰蔵 ・設立　: 2019年10月予定（2021年中に稼働開始予定） ・事業の概要　: 製紙用紙力増強剤などの製造および販売 ・生産能力　: 約40千トン/年を想定 ・資本金　：2750億ベトナムドン（約13億円） ・出資率　：荒川化学工業 100％ ニュースリリース参照 https://www.arakawachem.co.jp/jp/ir/document/news/ir20190809.pdf