2019年08月20日
NEDOとストリームテクノロジ、超低消費電力ストリームデータ圧縮技術のLSI実装に成功
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とストリームテクノロジは20日、センサーやデバイスから流れ続けるデータ(ストリームデータ)を一切止めることなく連続的にロスレス圧縮できる技術「LCA-DLT」を大規模集積回路(LSI)に実装することに成功し、IoT向け小型コンピュータ用の圧縮アクセレータとして従来比30分の1という超低消費電力を実現したと発表した。

今後、ストリームテクノロジは、開発したLSIの事業化を進め、IOTデバイスとクラウド間の通信の低消費電力化、高速化を目指す。

また、同社は、LCA-DLTを実装済みのFPGAに搭載した「ストリームデータ圧縮評価キット」を開発、同日から販売を開始した。