2019年08月30日
経産省、7月の鉱工業指数「生産は一進一退」
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経済産業省が30日発表した7月の鉱工業生産指数速報値(2015年=100、季節調整済み)は、生産が前月比1.3%上昇の102.7、出荷は2.6%上昇の101.9だった。在庫は0.3%低下の104.4となった。生産、出荷の上昇は2カ月ぶり、在庫の低下は6カ月ぶり。

製造工業生産予測調査によると、8月は前月比1.3%の上昇、9月は同1.6%の低下だった。基調判断は「総じてみれば生産は一進一退」とした。

業種別にみて生産が上昇したのは、自動車工業、化学工業(除、医薬品)、パルプ・紙・紙加工品工業、プラスチック製品工業など全15業種のうち11業種、低下した業種は無機・有機化学品工業、石油・石炭製品工業、電気・情報通信機械工業の3業種だった。

化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比0.7%上昇の110.0、出荷は2.5%上昇の107.1だった。在庫は0.6%マイナスの123.3となった。生産は3カ月連続、出荷は2カ月連続の前月比プラスだった。