2019年09月13日
JXエネ、横浜市営 燃料電池バスに水素供給開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:JXTGエネルギー

JXTGエネルギーは12日、 横浜市が公共交通(市営バス)に導入する燃料電池バス(FCバス)への水素供給事業者に決定したと発表した。

横浜市は、県で初めて市営バスにFCバス1台を試験導入し、みなとみらい地区を中心に運行する。10月2日から本格運行する計画。その場合、燃料として必要な素をJXTGエネルギーが2016年3月に開設した横浜南水素ステーション(横浜市南区通町4-100)で充填する。

JXは同ステーションの水素供給体制を整備し、燃料電池自動車 (FCV)用に加えてFCバスにも対応できる水素充填プログラムを導入する。供給はオフサイト方式。300Nm3/時能力。

同社は、FCバスへの水素供給を通じて「Zero Carbon Yokohama」を掲げる横浜市の持続可能な大都市モデルの実現に協力していく方針だ。なお、同社は現在、全国41カ所(神奈川県下13カ所、横浜市内6カ所)に水素ステーションを持ち運営中だ。