2019年09月26日 |
住友化学「ホワイト物流」推進へ自主行動宣言 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は26日、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を提出したと発表した。 深刻化する運転者不足に対応して、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともにトラック輸送の効率化や運転者に働きやすい労働環境を実現するのが狙い。 同社は、これまでも関連事業者と連携し、物流の効率化に取り組んできた。 2014年には顧客・物流事業者との3者連携によるモーダルシフトおよび返却コンテナ活用の取り組みが評価され、経産・国交の両省から「グリーン物流優良事業者表彰特別賞」を受賞した。また今年4月には、船舶を最大限活用した飼料添加物メチオニンの国内輸送業務が国交省から「総合効率化計画」の認定を受けた。 引き続き、取引先とのパートナーシップの下、物流の効率化や物流事業者の労働環境の改善を着実に推進し、持続可能な物流の実現を目指す。 <住友化学 自主行動宣言の主な内容> (1)発荷主からの入出荷情報等の事前提供 (2)リードタイムの延長 :着荷主として幅を持たせた到着時刻を認めるなど、時間に十分な余裕を確保。 (3)船舶や鉄道へのモーダルシフト :長距離輸送に対してはトラックから船舶や鉄道への転換を行う。 (4)働き方改革等に取り組む物流事業者の積極的活用 :働き方改革や安全に取り組む物流事業者を優先。 (5)異常気象時等の運行の中止・中断等 :異常気象の発生や発生が見込まれる際には無理な依頼をしない。 <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1569474104.pdf |