2019年10月01日

DIC、バイオマス度100%のポリエステル系可塑剤開発

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：DIC

DICは1日、生物由来資源を原料に製造したバイオマス度100%のポリエステル系可塑剤を開発し、日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク(バイオマス度100%)」認証を取得したと発表した。可塑剤としての同認証は同協会としても初めて。 同社は今後サンプルワークを経て、量産化に向けたスケールアップを実施していく方針だ。 新開発したバイオベース可塑剤「ポリサイザー W-1810-BIO」は、再生可能資源である植物を原料とするため低炭素社会の実現に貢献する。また、安全性についても、塩ビ食品衛生協議会が定めるJHP規格の確認証明書を取得しており、食品接触材料への使用が可能。ポリエステル系可塑剤の特長である柔軟性、耐久性の点でも従来製品と同等の性能を有している。 ニュースリリース参照 http://www.dic-global.com/ja/release/pdf/20191001_01.pdf