2019年10月07日
丸紅、シンガポールにパーム油廃液利用の新会社設立
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:丸紅

丸紅は7日、パーム油の製造工程で発生するパーム油廃液( Palm Oil Mill Effluent=POME)から、 微細藻類を利用し、代替タンパク・ DHAの抽出にノウハウを有するシンガポールの MoBiol Holdings Pte(MoBiol」と資本提携並びに戦略的パートナシップ契約を締結したと発表した。

両社は今後、 藻由来の代替タンパクおよび DHAの飼料原料としての販売可能性・テストマーケティングなど事業化に向けた実証実験を実施する。 POMEの処理過程で発生する大量の温室効果ガス(メタンガス)の排出低減と、水産養殖業の天然資源依存からの転換という2つの社会的課題の解決につなげる。

【MoBiol概要】
・会社名 :MoBiol Holdings Pte. Ltd(モビオール ホールディングス)
・本社所在地 :シンガポール
・代表取締役 : CEO 中島敏秀


ニュースリリース参照
https://www.marubeni.com/jp/news/2019/release/20191007_2J.pdf