2019年10月10日
特許庁、「知財戦略デザイナー」を初年度28大学に派遣
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

経済産業省・特許庁は、大学の優れた研究成果を発掘し、研究者目線で知財戦略をデザインする「知財戦略デザイナー」の初年度派遣先として28大学を決定した。

日本の大学におけるライセンス件数、ライセンス収入は、2003年度に比べて着実に増加しているものの、金額面では米国と大きな差がある。特許庁は、大学の研究成果が企業への知財ライセンス、大学発ベンチャーの設立、大型共同研究への発展などにつながるように、基礎研究段階から発明を発掘し、将来の展望を踏まえた権利取得を支援する「知財戦略デザイナー」制度を今年度から実施する。

派遣先大学は、岩手大学、大分大学、大阪大学、大阪工業大学、岡山大学、お茶の水女子大学、九州大学、京都大学、埼玉大学、上智大学、信州大学、千葉大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京電機大学、東北大学、徳島大学、鳥取大学、富山大学、長岡技術科学大学、奈良県立医科大学、新潟大学、広島大学、福島大学、三重大学、立命館大学、和歌山県立医科大学の28校。