2019年10月10日
大日本印刷、紙ストロー、液体紙容器 本格展開へ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:大日本印刷

大日本印刷は10日、紙容器メーカー世界大手のSIG Combibloc Groupと合弁のDNP・SIG Combiblocが、日本国内で環境に配慮した紙ストローと植物由来原料の液体紙容器を発売すると発表した。順次製品のラインアップを拡充を図る。

海洋プラごみや地球温暖化対策が国際的にも深刻化しているが、身近な食品や飲料、日用品などのパッケージにも環境への配慮が強く求められるとして開発した。今回発売する紙ストローは口径6mmで、いままで実現が難しかったストロー穴にしっかり刺すことのできる強度を持つ。ストローの長さは、80ミリから140ミリまで4種類。

また、SIGが開発した植物由来原料の液体紙容器「SIGNATURE PACK100」は、森林認証紙をベースとした環境負荷の少ない製品で、バリア性の必要な製品向けにはアルミ箔付の「SIGNATURE PACK FULL BARRIEER」もラインアップしていく。