2019年10月15日
NEDO、東京臨海部における自動運転の実証実験を開始
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は15日、安全で快適な自動運転社会の実現を目指し、東京臨海部においてインフラ協調型の自動運転実証実験を行うと発表した。一般道の交通インフラからの信号情報や高速道路の合流支援情報などを活用し、国内外の自動車メーカー、自動車部品メーカー、大学など合計28機関の参加を得て順次実施する。

交通環境が複雑な一般道や交通量の多い高速道路では、車両に搭載されたセンサーのみで自動運転は難しく、交通インフラなどから信号情報、渋滞情報、本線合流支援情報などを活用した自動運転技術の検討が必要になっている。

実証実験に参加する国内外の28機関は、実証実験に使用する自動運転車(最終的に合計100台程度が参加)と車両運用の運転手などを準備するとともに、実験データの取得、実験結果の報告なども行う。実証実験は2019年10月から2021年3月末まで実施する。