2002年03月22日 |
PPフィルムの2月の出荷、前年同月の2%減に |
OPPは2.5%減、CPPは1.2%減 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、同工業連合会加盟のOPP(ポリプロピレン延伸フィルム)メーカーとCPP(ポリプロピレン無延伸フィルム)メーカーの2月の総出荷数量は2万9,094トンとなった。前年同月の実績を2.0%下回っている。内訳は、OPPが1万8,022トンで同2.5%減、CPPが1万1,07トンで同1.2%減である。 両品種がともに前年同月を下回ったのは、出荷のうちの圧倒的多数を占める食品包装用がごくわずかながらも縮小したため。OPPは1万2,322トンで0.7%の、CPPは9,390トンで0.6%のそれぞれマイナス成長となった。製品輸入が活発なことと、容器包装リサイクル法の施行に伴う薄肉化の進行が主因と見られている。 この結果、今年1~2月の累計は5万6,569トンとなった。前年同期を2.3%下回っている。うちOPPは3万5,244トンで2.1%減、CPPは2万1,325トンで2.9%減となっている。 PPフィルムの2月の出荷実績は次の通り。かっこ内は前年同月比。 [OPP] ▽食品包装用=12,322トン(99.3%) ▽繊維包装用= 1,308トン(99.2%) ▽その他 = 3,780トン(94.8%) ▽国内向け計=17,410トン(97.7%) ▽輸出 = 612トン(92.2%) ▽出荷合計 =18,022トン(97.5%) [CPP] ▽食品包装用= 9,390トン(99.4%) ▽繊維包装用= 236トン(87.1%) ▽その他 = 1,305トン(99.8%) ▽国内向け計=10,931トン(99.1%) ▽輸出 = 141トン(76.2%) ▽出荷合計 =11,072トン(98.8%) |