2019年10月30日
三井化学の眼球手術訓練シミュレータがグッドデザイン賞
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学と名古屋大学は30日、東京大学とともにに内閣府のImPACT(革新的研究開発推進プログラム)によるオープンイノベーションで開発した、ヒトの眼に近いモデルの眼球手術訓練シミュレータ「 Bionic-EyE」が、2019年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。

現在、緑内障は失明原因の第1位で患者も増加している。だが手術の難易度は高く、若手医師の早期育成が課題だった。これまで、この訓練にはヒトより硬いブタの眼球が使用されてきたが、訓練は効果的ではなかった。

三井化学は、名古屋大学未来社会創造機構の新井史人教授や東京大学眼科教室の相原一教授らとのオープンイノベーションで、ヒトの眼に近い眼球モデルを搭載した 人間そっくりな眼科手術シミュレータ「 Bionic-EyE」を世界で初めて開発した。

10月31日~11月4日、東京ミッドタウンで開催されるGOOD DESIGN EXHIBITION 2019に展示する。


<参考>
 :https://www.g-mark.org/award/describe/49136?token=eGsgj7BAPT


ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1572413078.pdf