2019年11月06日
協和キリン、「ブロスマブ」欧州で適応追加申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和キリンは5日、Crysvita(一般名:ブロスマブ)について、X染色体連鎖性低リン血症(XLH)の成人患者を適応とする承認申請を欧州医薬品庁(EMA)に行ったと発表した。

「ブロスマブ」は、X線画像診断で骨疾患所見を有し、成長期にある1歳以上の小児及び青少年におけるX染色体連鎖性低リン血症(XLH)の治療薬として2018年に欧州委員会から条件付きで承認を得た。

現時点では、欧州経済圏内では同剤で治療を受けている患者は、成人期に移行した段階でその治療を中止しなければならない。今回の申請は、現在認められている適応範囲に成人を含めることを目的として行った。