2019年11月20日
エーザイ、新規パーキンソン病治療剤 発売
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは20日、パーキンソン病の wearing off 現象改善を効能・効果とするパーキンソン病治療剤「エクフィナ錠 50mg」(一般名:サフィナミドメシル酸塩)の販売を開始したと発表した。2019年9月20日に製造販売承認され、11月19日に薬価収載された。

「エクフィナ」は、Meiji Seika ファルマ(本社:東京都中央区)が開発した1日1回経口投与のパーキンソン病治療剤。wearing off 現象とは、薬の効いている時間が短くなり症状が1日の中で変動する現象のこと。

同剤で治療中のパーキンソン病患者を対象とした国内臨床試験で、症状が抑えられている時間(オン時間)の1時間以上の延長や運動機能の改善が認められており、wearing off 現象の改善効果が期待されている。

Meiji Seikaファルマが製造元となり、エーザイが販売する。


ニュースリリース
https://www.eisai.co.jp/news/2019/pdf/news201983pdf.pdf