2019年11月27日
帝人、集成材「AFRW」で 「モデル建築賞」受賞
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

帝人は27日、高機能繊維で補強した木造建築物用集成材「AFRW(Advanced Fiber Reinforced Wood)」を使用した世界初の建築物「MIRAI LIVELY HOUSE」が、東京都産業労働局が主催する「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」で「奨励賞」を受賞したと発表した。

「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」は、東京都産業労働局が、木材利用の新たな可能性を開拓する建築物・木質空間を表彰するもの。新たな木材需要を喚起することにより、全国の森林循環を促進し、林業・木材産業の成長を図ることを目的としている。

「MIRAI LIVELY HOUSE」は、同社の東京研究センター(東京都日野市)敷地内に建築し、社内の会議やイベントなどに活用されている。木材の軽量性と鉄骨並みの高い剛性を併せ持つ「AFRW」を使用、柱のない開放性の高い空間を実現、内部に用いた木材と周辺の自然とが調和した快適性でストレス低減効果が期待できる。前田建設工業と高知大学構造工学研究室の助言・協力を得て今年4月に完成した。


<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1574843064.pdf


「MIRAI LIVELY HOUSE」の外観

「MIRAI LIVELY HOUSE」の内観