2019年12月10日
DIC、四日市のPS生産能力 21.6万トンに増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:DIC

DICは10日、ポリスチレン(PS)の需要の伸びに対応するため、四日市工場(三重県)の生産能力を、設備強化や生産プロセスの最適化により年産208,000トンから216,000トンに増強したと発表した。投資額は非公開。

同社は、成形性と高強度を両立した高機能タイプのPS製品「ハイブランチ」ブランドに加えて、高い耐熱性を有した新製品もラインナップしている。新製品の耐熱性は、汎用のPS樹脂に比べて5~10℃程高く、レンジによる惣菜の調理用途にも使える。リサイクル性にも優れ、省資源化など環境配慮型製品であるなどの特長も有する。