2019年12月13日
「バイオジェット燃料動向調査」三菱総研に委託
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:NEDO

NEDOは13日、先に公募した「バイオジェット燃料に関する生産技術開発/微細藻類技術開発の国際動向調査」委託先を三菱総合研究所に決めたと発表した。

航空業界では、ジェット燃料油からのCO2排出量削減が課題となっており、バイオジェット燃料の普及促進は不可避となっている。このためNEDOでは、バイオマス由来バイオジェット燃料の製造技術開発に取り組む。2030年頃の商用化をめざす。

また、経産省が6月に策定した「カーボンリサイクル技術ロードマップ」ではCO2を資源として捉え、これを分離・回収し炭素化合物として再利用する技術の一つとして、微細藻類によるバイオジェット燃料製造技術をあげている。これについても基礎調査を実施していくことにした。