2019年12月25日 |
富士フイルム、アルツ型認知症薬、欧州で第2相試験 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは25日、アルツハイマー型認知症(AD)の治療薬「T-817MA」の臨床第2相試験を欧州で開始したと発表した。軽度認知障害および軽度で早期のAD患者を対象に実施中だ。 「T-817MA」は、富士フイルム富山化学が創薬したAD治療薬の候補化合物で、神経細胞保護効果や神経突起伸展促進効果を有している。米国で2014年から開始した、軽度から中程度のAD患者を対象とした臨床第2相試験では、脳脊髄液を採取できた患者群でプラセボ群と比較してリン酸化タウの減少が確認されている。 <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1577253589.pdf |