2020年01月09日
東北大、「活性硫黄がタンパク質の劣化防ぐ」解明
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:東北大学

東北大学大学院の赤池孝章教授(環境医学)らのグループは8日、タンパク質中のシステインの活性硫黄によるパースルフィド化が、不可逆的な機能不全からタンパク質を保護していることを明らかにしたと発表した。

活性硫黄が酸化ストレスによるタンパク質劣化を防いでいることを初めて明らかにした。

同研究は、活性硫黄がタンパク質の劣化を防止するという全く新しい機構を解明したもので、生化学や細胞生物学・酸化還元生物学分野における画期的な発見となる。

今回の活性硫黄によるタンパク質劣化防止効果の発見により、ヒトにおける老化防止・健康長寿の確立、および呼吸器・心疾患、がんなど酸化ストレスが関わる様々な疾患の診断・予防治療薬の開発が期待される。

詳細は、2020年1月1日(日本時間1月2日)付で、米国科学誌Science Advances誌(電子版)に掲載された。