2020年01月20日
住友化学、CDP「気象変動」調査で2年連続最高評価
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:住友化学

住友化学は20日、気候変動対応で特に優れた活動を行っている企業として、国際的な非営利団体であるCDPから、最高評価の「気候変動A リスト2019」に選定されたと発表した。A リストへの選定は2年連続。

CDPは、企業や政府による温室効果ガス排出削減や水資源保護、森林保全を推進する国際NGO。現在、世界中の主要企業を対象に環境影響や気候変動への対応取り組みについて情報を収集し評価している。

2019年度は、情報を開示した約8,000社の中から、179社が最高評価のA リストに選定された。日本からは38社が選ばれた。

住友化学は、環境負荷低減への貢献を経営として取り組むマテリアリティ(最重要課題)の一つと位置付けており、昨年11月に、それぞれのマテリアリティに対して主要取り組み指標(KPI)を設定した。

環境負荷低減では、Science Based Targets(SBT)認定を受けた温室効果ガス排出量や、「スミカ・サステナブル・ソリューション」認定製品の売上収益などをKPI としている。


<用語の解説>
◆ Science Based Targets(SBT)とは :パリ協定を実現するために、企業が気候科学に基づき設定した高水準な温室効果ガス削減目標
◆ 「スミカ・サステナブル・ソリューション」とは :温暖化対策、環境負荷低減などに貢献する製品・技術を認定し、その開発や普及を促進する取り組み


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1579497120.pdf