2020年02月10日
12月エンジニアリング受注高 2カ月連続前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が10日発表した12月のエンジニアリング受注高(速報値)は、受注合計が6,446億円で、前年比87.8%と2カ月連続の前年割れだった。国内向けは16.5%増と順調だったが、海外受注が35.6%といぜん低調で、世界経済減速の直撃を受けた。
国内では電力や製鉄プラント、貯蔵・輸送システムなど化学プラントを除き軒並みに増加した。
1件当たり5億円以上の大口案件は130件(前年比88.4%)だった。

【12月のエンジニアリング受注高(速報)】 単位:百万円 ( )対前年比%

<受注高計> 644,588(7.8)
(国内)    552,752(116.5)
(国外)    91,836(35.6)

<プラント・施設別内訳>
・電力設備システム  230,311(81.7)
・通信設備システム   48,683(101.0)
・化学プラント      53,701(37.6)
・製鉄プラント     19,934(115.0)
・その他産業プラント 110,448(132.1)
・鉄鋼構造物        7,177(116.1)
・貯蔵・輸送システム  16,728(115.4)
・環境衛生システム   41,739(93.2)
・都市/地域開発     46,234(177.4)
・その他         69,633(103.8)