2002年03月20日
石化製品の2月の生産、全体に引き続き低水準
内需と輸出の双方の不振を反映
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 石油化学製品の生産は2月も引き続き全体に低水準となった。エチレンの生産量は58万7,000トンで、前年同月の実績を3.9%下回っている。VCMとPVCを除く主要誘導品も、合計15品目のうち12品目が同様に前年割れとなっている。
 
 エチレンの生産量が前年同月を3.9%下回った(前月比は9.0%減)のは、全体の月間平均稼働率が前年同月の102.0%から98.0%に低下したため。主要誘導品の内外需の不振を反映したものと見られる。
 誘導品のうち、SBR、HDPE、ANの3品目は前年同月の実績を上回っている。しかし、伸び率はSBRの16%を除くと極めて低い。HDPEは0.4%、ANは0.2%に過ぎない。他の誘導品は依然として前年割れが続いている。その中では、BRの24%減、MMAモノマーの19%減、PPの12%減、ベンゼンの10%減--などが目立つ。全体に、需要の低迷に対応しての減産強化が進んでいるといえそう。ただしポリエチレンの場合は、出荷が一段と縮小したため月末在庫は前年を大幅に上回る結果となっている。