2020年02月28日
経産省、1月の鉱工業指数、化学工業0.2%の上昇
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経済産業省が28日発表した1月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)は、生産が前月比0.8%上昇の99.6、出荷は0.2%上昇の96.49、在庫は1.65%上昇の105.8だった。生産、出荷、在庫のいずれも2カ月連続の上昇となった。

製造工業生産予測調査によると、2月は前月比5.3%の上昇、3月は同6.9の低下だった。
基調判断は「総じてみれば、生産一進一退ながら弱含み」とした。
ただ2-3月は新型コロナウイルスの影響で下振れリスクが高いと見られている。

業種別にみると、生産が上昇したのは、自動車、鉄鋼・非鉄金属、化学工業(除、医薬品)など15業種中の8業種、低下したのは金型などの生産用機械工業あ電気・情報通信機械工業など7業種だった。

化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比0.2%上昇の104.0、出荷は▲1.7%%の98.0、在庫は▲0.4%の123.3だった。生産は2カ月連続の上昇、出荷は3カ月ぶりの低下となった。