2020年03月24日
三井化学、サンレックス工業の不織布1.5倍増
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は24日、100%子会社のサンレックス工業(本社:三重県四日市市、湯浅浩志社長)が、産業材向け不織布の需要拡大に対応するため、メルトブローン不織布製造設備を増設し、本年1月に営業運転を開始したと発表した。
メルトブローン不織布の生産設備を1ライン増設し、生産能力を1.5 倍とした。

三井化学は、不織布事業を成長分野と位置付け、自動車用シート(商品名:タフネル)、マスク(同:シンテックス)、農業用シート(同:シンテックス)等の産業材向けに高品質な不織布を供給している。

特に、メルトブローン不織布の極細繊維銘柄「nano」(ピーク繊維径が数百nm)は、高機能不織布としてフィルター用途等への展開が進んでいる。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1585025314.pdf