2020年03月27日
塩野義グループ、抗インフルウイルス薬、米国で申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:塩野義製薬

塩野義製薬は27日、ロシュ・グループ(米ジェネンテック社)が、抗インフルエンザウイルス薬XOFLUZAについて、経口懸濁用顆粒剤の製造販売承認申請と「1歳以上12歳未満の合併症のない急性のインフルエンザウイルス感染症治療」および「1歳以上のインフルエンザウイルス感染症予防」を適応とした新薬承認追加申請を行い、米国食品医薬品局(FDA)に受理されたと発表した。FDAの審査終了目標日は2020年11月23日。

今回の追加申請は、2つの第3相臨床試験の良好な結果をもとに行われた。また、新剤型である経口懸濁用顆粒製剤が製造販売承認を取得すれば、米国の1歳以上の小児患者および嚥下困難な患者にとって簡便な服薬が可能になるとしている。

同剤の日本と台湾での販売は塩野義製薬、それ以外の国ではロシュグループが行う。


ニュースリリース
http://www.shionogi.co.jp/company/news/2020/qdv9fu000001oa8a-att/200327.pdf