2020年03月30日
東ソー、山形市の複合文化施設「アリーナ」命名権
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東ソー
名称が決まった「東ソーアリーナ」

東ソーは30日、山形市にある複合文化施設「シベールアリーナ」のネーミングライツ(命名権)を取得したと発表した。2020年4月1日から3年間、「東ソーアリーナ」として使用される。契約金額は年2000万円。

ホームページなどによると、同施設は2008年、地元企業によって開設されたが、この企業が経営破綻したため、市の(公財)弦 地域文化支援財団(山形市)が運営を引き継ぎ、ネーミングライツを募集していた。

施設は、500名収容可能な演劇・コンサート・講演会などが開催できる劇場機能をもつホールだが、体育館にも利用できる。地元(山形県川西町)出身作家の故井上ひさしさんの蔵書など約3万冊を集めた「遅筆堂文庫山形館」や「人形劇の展示コーナー」を併設している。

東ソーは、山形県内に東ソー・スペシャリティマテリアル、東ソー・クォーツ、東北東ソー化学など、グループ企業を8社14拠点もち同県とはなじみが深い。引き続き地域に根差して事業活動してきた企業として、地域文化の発展に貢献し、CSR活動の充実につなげていく方針だ。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1585534705.pdf