2020年03月31日
経産省・2月の基調判断「一進一退ながら弱含み」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が31日発表した2月の鉱工業生産指数(2015年=100)速報値は、生産が前月比0.4%上昇の100.2だった。上昇は3カ月連続。出荷は2.6%上昇の99.8で、やはり3カ月連続の上昇だった。

同省が行った製造工業生産予測調査によると、3月は5.3%低下、4月は7.5%上昇を見込んでいる。

基調判断は「総じてみれば、生産は一進一退ながら弱含み」を据え置いた。
業種別にみると、生産は電子部品・デバイス工業、無機・有機化学、鉄鋼・非鉄金属、プラスチック製品工業など全15業種中7業種が上昇し、自動車、生産用機械、化学工業(除、医薬品)、石油・石炭製品工業など7業種が低下した。電気・情報通信機械工業は横ばい。

化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比2.5%上昇の106.6、出荷4.0%上昇の101.7、在庫0.8%上昇の124.5だった。生産は12月から3カ月連続の上昇、出荷は2カ月ぶりのプラスだった。