2020年04月02日
富士フィルム、「手術用ガーゼの認識機能」開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

 富士フイルムは、超軽量移動型デジタルX線撮影装置「FUJIFILM DR CALNEO AQRO (カルネオアクロ)」の新たなオプションとして、AI技術を用いて開発した「手術用ガーゼの認識機能」を、5月1日から富士フイルムメディカルを通じて発売する。
 
 X線画像に映った外科手術に使用する手術用ガーゼを認識してマーキングすることで、術後の患者体内のガーゼ遺残有無を確認する。術後のガーゼ遺残は、合併症や感染等のリスクにつながることもあり重大な事故となる。
 同社は今回、国内の病院など医療機関の協力を得て開発した。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1585800263.pdf