2020年05月11日

三井化学、名大・名大発ベンチャーと3Dマスク開発

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学は11日、名古屋大学大学院の堀克敏教授（工学研究科）と、名古屋大学発ベンチャーのフレンドマイクローブ（西田克彦社長）の3者で、3Dプリンターを活用して再使用可能な新規マスクを開発すると発表した。 「再使用が可能で、ウィルス除去機能をもつ」新規マスクを開発する。 このマスクは、再使用する「マスク本体」と、使い捨ての「フィルター」で構成され、三井化学はウィルス除去効果のある不織布製の使い捨てフィルター素材を提供する。 マスク本体は、堀教授が3Dプリンターで作成する。今後、抗ウィルス効果を示す酵素製剤など各種薬剤を探索し、ウィルス除去効果に優れ、快適性、デザイン性を考慮した最新マスクに仕上げる。 三井化学は、不織布を名古屋工場と四日市（サンフレックス）で生産しており、四日市では先に製造ラインを増強したばかりだ。今後も大学や大学発ベンチャーなどとの協力して社会貢献を広げていきたいとしている。 参考ファイル 　◇名古屋大学大学院 堀克敏教授 https://www.chembio.nagoya-u.ac.jp/labhp/life3/index.html 　◇株式会社フレンドマイクローブ https://friendmicrobe.co.jp/ ニュースリリース 名古屋大学、同大発ベンチャーと新規3Dマスク開発 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1589182964.pdf MCI Starts Developing New 3D-Printed Mask with Nagoya University and ・・・ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1589182964.pdf