2020年05月27日
富士フィルム、胸部CT画像に「肺結節検出機能」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは27日、AI技術を活用して肺結節検出機能を有する胸部CT画像処理技術を開発したと発表した。胸部CT画像から肺結節の候補を自動検出する画像診断支援機能「肺結節検出機能」と、医師の所見文作成を支援する「肺結節性状分析機能」を開発した。ともに薬機法における医療機器の承認を取得済み。

肺結節検出機能は、肺結節の候補を検出して表示する機能で、その候補を医師が再確認することで、見落しを低減することができる。肺結節性状分析機能は肺結節の性状を分析して結果を表示するとともに、対象の所見文候補を提示する機能で、医師が所見を書く作業をサポートする。

この2つの機能を、画像診断ワークフローを支援する同社のAIプラットフォーム「SYNAPSE SAI viewer(シナプス サイ ビューワ)」向けのアプリケーションとして、6月1日に富士フイルムメディカル(本社:東京都港区、新延 晶雄社長)から発売する。

<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1590561522.pdf