ACE社のPPコンパウンド工場

三井化学とプライムポリマーの両社は11日、オランダに建設中だったPPコンパウンド（自動車材料）拠点が営業運転年を開始したと発表した。

三井物産と共同で2018年に設立した、現地法人「Mitsui Prime Advanced Composites Europe （ACE）」がオランダ・リンブルグ州の Chemelot工業区内に年産3万トンのコンパウンド工場を完成した。

三井グループはこれで、欧州地域に製販研の一貫体制が整い、欧州各地の自動車メーカー、部品メーカーに対して、効果的な軽量化ソリューションを提供することができるようになった。

三井化学グループは現在、PPコンパウンドの製造拠点を世界8地域（日本、アメリカ、メキシコ、欧州、タイ、中国、インド、ブラジル）、また研究拠点を、6地域（日本、アメリカ、欧州、タイ、中国、インド）にもち、生産能力は合わせて112万トン／年と、世界トップクラスとなった。


＜ニュースリリース参照＞
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1591859956.pdf

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