2020年06月15日
クラレ、新型コロナ用マスク不織布 大幅増産
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:クラレ

クラレは15日、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が増えるマスクフィルター用不織布の供給を確保するため、100%子会社のクラレクラフレックス(本社:大阪市北区、松尾信次社長)が岡山工場で増設工事中のメルトブローン不織布の生産設備をマスクフィルターも生産可能な設備に変更すると発表した。

メルトブローン不織布の生産能力は現在の年産900トンから増設後2,700トンとなる。今年11月完成の予定。

メルトブローン不織布は、バインダーを使わず原料ポリマー100%の不織布で、極細繊維で構成されており、その緻密な構造により、マスク用など各種フィルターに使用されている。

新型コロナ対策として国内のマスクの需要が拡大する一方で、マスクフィルターは不足しており、とくに医療用途で使用される高性能フィルターの不足は深刻となっている。

現在工事中の同不織布設備をマスクフィルターの生産に向けることで、マスク換算約3億枚/年の原反の増産体制を整えることができる。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1592187881.pdf