2020年06月29日
ロート製薬とカネカ、涙道カテーテル事業で提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ロート製薬

ロート製薬(本社:大阪市生野区、杉本雅史社長)は26日、涙道カテーテル事業でカネカと事業提携することで合意したと発表した。

カネカの有する技術力・製品開発力と、眼科領域における同社の販売力およびシナジーにより涙道カテーテル事業の拡大をめざす。まず販売分野からスタートし、涙道カテーテルに関する製造販売認証のロート製薬への承継などを進め、提携のさらなる強化を図る。

カネカは、1994年に眼科領域の流涙症の治療に使用する涙道カテーテルを上市した。イソブチレン系熱可塑性エラストマーを素材に活用。流涙症とは、涙道の閉塞により、涙が鼻腔に排出されずあふれ出る疾患で、高齢化に伴い日本国内だけでなく米国やアジア地域で症例数が増えている。


ニュースリリース
https://www.rohto.co.jp/news/release/2020/0626_01/