2020年07月13日
伊藤忠、鳥取大発医薬品ベンチャーと提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:伊藤忠商事

伊藤忠商事は13日、鳥取大学発ベンチャーで医薬品の研究開発を手掛けるchromocenter(クロモセンター、本社:鳥取県米子市、松岡隆之社長)と資本業務提携したと発表した。

クロモセンターは染色体工学に関わる技術ノウハウに強みを持ち、主力事業である染色体解析サービスやバイオ医薬品を作る細胞の作製、人工染色体ベクター技術を基盤とした遺伝子治療の開発を製薬企業から受注している。

クロモセンターは主力の染色体解析サービスを通じた製造の品質管理向上や、同社オリジナルのCHO細胞の提供を通じて製造コストの低減につなげる。

伊藤忠商事は今回の資本業務提携により、クロモセンターの主力事業である染色体解析サービスの営業体制強化を支援する。また、伊藤忠ケミカルフロンティア(本社:東京都港区、宮崎勉社長)と連携し、低分子から再生医療・細胞治療分野を含む医薬品産業へ多面的展開を図る。