2020年07月21日
カネカ系列の美容医療会社、培養脂肪幹細胞 治療
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは21日、グループ会社のバイオマスター(本社:横浜市、三木章伍社長)が運営する美容医療のセルポートクリニック横浜(所在地:横浜市、中山玲玲院長)が、培養脂肪幹細胞を用いた乳房再建治療(培養 CAL)を8日から開始したと発表した。

治療にあたっては、大阪大学の特定認定再生医療等委員会で治療計画を審査し、厚生労働省当局に受理された。

事前に患者から少量の脂肪を採取してその中に含まれる幹細胞を培養し、移植する脂肪に加えて治療を行う。取り出す脂肪量が従来の CAL と比較して少ないことから、これまで CAL を受けることができなかった体脂肪の少ない患者にも治療が可能となった。


ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1595294364.pdf